「幸せになるための順番」を間違えると起業はうまくいかない|池場式エネルギーの整え方
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「起業しよう」と決めたはずなのに、なぜか気持ちが晴れない。
売上を伸ばしても、心のどこかで満たされない——そんな感覚を抱えていませんか。
実はそれ、あなたの頑張り方が足りないのではなく、
「幸せになるための順番」を間違えているだけかもしれません。
この記事では、幸せを感覚ではなく整えられる「構造」として捉え直し、起業前に本当に整えるべき順番をお伝えします。読み終える頃には、今日から何をすればいいかがはっきり見えているはずです。
「幸せになるための順番」を間違えると、起業も人生もうまくいかない理由
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起業を考えるとき、多くの人が最初に思い浮かべるのは「どうやって売上を作るか」「どう集客するか」といった、お金に関するテーマです。もちろんそれ自体は大切なことですが、実はここに大きな落とし穴があります。
お金という結果だけを追いかけて走り出すと、たとえ一時的に成果が出たとしても、なぜか心が満たされない状態が続くことが少なくありません。「収入は増えているのに、なぜか苦しい」「頑張っているはずなのに、達成感がない」——こうした声の多くは、実は順番を間違えているサインなのです。
こんな「順番違い」のサインに心当たりはありませんか
たとえば、こんな経験に心当たりはないでしょうか。
- 売上目標は達成したのに、燃え尽きたような虚しさが残る
- 忙しく動いているのに、何のために頑張っているのか分からなくなる
- 周りからは順調に見えるのに、自分だけが満たされていない気がする
これらは決して、あなたの頑張りが足りないせいではありません。「何から手をつけるべきか」という順番の設計が、そもそも間違っているだけなのです。
なぜ「お金から始める」と、うまくいかないのか
多くの起業ノウハウは、「まず売上を作りましょう」「まず集客をしましょう」というように、結果(お金)から逆算する発想で語られます。しかしこの考え方には、大切な前提が抜け落ちています。それは、人が本当の意味で満たされるには、お金以外にも整えるべき土台がある、という視点です。
幸せというものを、「なんとなく感じるかどうか」という曖昧な感覚で捉えている限り、いつまでたっても「今のままでいいのか」という不安がつきまといます。しかし幸せを、整えられる構造として捉え直すことができたら、話は変わってきます。順番さえ間違えなければ、誰でも着実に、満たされた状態へ近づいていくことができるのです。
次の章では、この「幸せの構造」を、感覚論ではなく具体的な仕組みとして解き明かしていきます。
幸せは「感覚」ではなく「エネルギーの収支」で決まる

「幸せ」と聞くと、多くの人は「なんとなく心が満たされている状態」というふわっとしたイメージを持っています。しかしこの曖昧さこそが、多くの人を迷わせる原因になっています。感覚だけで幸せを判断しようとすると、「今日はなんとなく調子がいい」「今日はなんとなく気分が沈む」というように、その日その日で振り回されてしまうからです。
そこで役立つのが、幸せを「エネルギーの収支」として捉える視点です。これは、家計簿をイメージすると分かりやすいかもしれません。家計簿では、収入と支出のバランスを見て「黒字」か「赤字」かを判断しますよね。それと同じように、自分の中にある5つのエネルギーの出入りを見ていくことで、「今、自分は黒字なのか赤字なのか」が見えてくるのです。
幸せを構成する「5つのエネルギー」とは
池場式では、人が持つエネルギーを次の5つに分けて考えます。
| エネルギーの種類 | イメージ |
|---|---|
| ①金銭的エネルギー | あると便利な「道具」のようなもの |
| ②時間的エネルギー | 誰にでも平等に減っていくもの |
| ③身体的エネルギー | 心と体の元気さ、幸せを感じる器の広さ |
| ④精神的エネルギー | 感情の器、やる気や充実感の源 |
| ⑤情報的エネルギー | 経験・知識・人とのつながり |
多くの人が「幸せ=お金(①金銭的エネルギー)が増えること」だと思い込んでいます。しかし実際には、①はあくまで5つのうちの一つに過ぎません。体の調子はどうか、心は満たされているか、退屈していないか、日々の経験や人とのつながりは増えているか——こうした要素すべてを含めて、はじめて「幸せ」という全体像が見えてくるのです。
黒字の状態 vs 赤字の状態
ここで大切なのが、「黒字の状態」と「赤字の状態」の違いを知ることです。
| 状態 | 特徴 |
|---|---|
| 黒字の状態 | 体が元気で、感謝や情熱が自然に外に向かい、経験や学びが増え、行動そのものが楽しい |
| 赤字の状態 | 体がだるく、やらされている感覚が強く、退屈な時間が多く、頑張っているのに消耗するだけ |
「頑張っているのに満たされない」という感覚の正体は、多くの場合、②時間や③体、④心をすり減らしながら、①お金だけを追いかけている状態、つまりエネルギー収支が赤字になっている状態なのです。
逆に言えば、この収支を意識的に黒字へ整えていくことができれば、幸せは「たまたま感じるもの」ではなく、自分の手で近づけていけるものに変わります。次の章では、なぜ多くの起業志望者が、この収支を赤字にしたまま突き進んでしまうのか、その具体的なパターンを見ていきましょう。
起業で行き詰まる人ほど、最初に「お金」から動き出そうとする

起業を考える人の多くは、無意識のうちに「まずは①金銭的エネルギーを増やすこと」を最優先に置いてしまいます。売上の作り方、集客の仕方、価格の決め方——もちろんどれも必要な知識です。しかし、土台が整っていない状態でお金だけを追いかけると、エネルギーは簡単に赤字に傾いてしまいます。
なぜ①金銭的エネルギーを最初に追うとうまくいかないのか
想像してみてください。体が疲れ切っていて、心にも余裕がなく、代わり映えのしない毎日を送っている状態で、「とにかく売上を作らなければ」と自分を追い込んでいる人がいたとします。この状態で出す行動やアイデアは、果たして質の高いものになるでしょうか。
- 体が重ければ、判断力も鈍り、良いアイデアは浮かびにくくなる
- 心に余裕がなければ、相手への気配りや誠実な対応がおろそかになる
- 代わり映えのない毎日を送っていれば、新しい発想や情報は入ってきにくい
つまり、①金銭的エネルギーというのは、③身体・④精神・⑤情報という土台の上に、結果として積み上がっていくものなのです。土台が整っていないのにお金だけを求めても、それは砂の上に家を建てるようなもの。一時的にはうまくいっても、長続きしにくいのです。
これは、次のような具体例を思い浮かべると、より実感しやすいかもしれません。
- 収入は増えているのに、常に疲労感が抜けず、満たされない経営者
- これから起業したいが、何から手をつければいいか分からず、焦りだけが募る人
- 頑張って働いているのに、なぜか評価やお金に結びつかないキャリア層の人
こうした人たちに共通しているのは、能力や努力量の不足ではなく、③④⑤という土台を後回しにしたまま①だけを追いかけているという構造です。だからこそ、次の章でお伝えする「正しい順番」が重要になってきます。
正しい順番は「③④⑤→①」|身体・精神・情報を整えると、お金は後からついてくる

池場式の幸せの定義における最大のポイントは、「③身体的エネルギー」「④精神的エネルギー」「⑤情報的エネルギー」を先に整えることで、結果として①金銭的エネルギーが自然とついてくるという順番の考え方です。これは根性論ではなく、順序として理にかなった構造です。ここから一つずつ、具体的に見ていきましょう。
③身体的エネルギー|心身一如という考え方
まず土台になるのが、③身体的エネルギーです。ここで欠かせないのが「心身一如(しんしんいちにょ)」という考え方——つまり、体と心はひとつであり、切り離せないという視点です。
「メンタルが弱っている」と感じるとき、実は体の状態にも原因があるケースが少なくありません。たとえば、座りっぱなしで甘いものばかり摂っていると、血糖値が急上昇したあとに急降下し、その乱れがそのままホルモンバランスの乱れにつながり、気づけば気分の落ち込みとして表れます。「なんだかやる気が出ない」と感じるとき、それは心の問題である以前に、体からのサインであることが多いのです。
逆に、朝に軽く体を動かして能動的に負荷をかけると、細胞が目覚めるような感覚とともに、身体的エネルギーが自律的に動き出します。体が変われば、心も変わる——まずはここから整えていくことが、すべての土台になります。
④精神的エネルギー|エネルギーの矢印を外に向ける
次に大切なのが、④精神的エネルギーです。ここでのキーワードは、「感情の器」と「退屈こそが最大の敵」という2つの視点です。
「大変」という漢字は、「大きく変わる」と書きます。つまり、大変な出来事を乗り越えたときにこそ、人は「できた」という実感を得て、幸せを感じる器が広がっていくのです。逆に、できることばかりを繰り返すだけの毎日、変化のない退屈な時間こそが、精神的エネルギーを最も消耗させます。
ここで実践しやすいのが、エネルギーの矢印を外に向けるという行動です。
- 感謝を、相手から言われる前に、自分から先に伝える
- 謝罪も、相手に指摘される前に、自分から先に動く
- 情熱は、大変なことに飛び込んだ先にしか生まれない
感謝や謝罪、情熱を自分から能動的に外へ出していくことで、エネルギーの流れが自分の内側にとどまらず、外へと巡り始めます。この巡りが良くなることで、結果的に自分自身の状態も上がっていくのです。
⑤情報的エネルギー|経験・知識・人間関係という目に見えない財産
最後の土台が、⑤情報的エネルギーです。これは、経験・知識・人間関係という、目には見えないけれど確かに存在する財産のことを指します。
- 経験:実際にやってみた記憶や感覚は、行動した数だけ積み上がっていく、代わりのきかない財産
- 知識:学んだことの積み重ねは、視野を広げ、判断の精度を上げてくれる
- 人間関係:信頼を積み重ねることで、自分一人ではできなかったことが可能になっていく
これら③④⑤の3つのエネルギーが満たされていくと、マーケットを読み違えることが減り、提供できる価値の精度も上がっていきます。その結果として、①金銭的エネルギーにも自然と恵まれやすくなる——これが、池場式が示す「③④⑤→①」という順番の全体像です。焦って①だけを追いかけるのではなく、まずは目の前の土台を整えることこそが、遠回りに見えて実は一番の近道なのです。
同じ努力でも「自律」か「他律」かでエネルギー収支は真逆になる
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ここまで、③④⑤という土台を整えることの大切さをお伝えしてきました。しかし実は、同じ行動をしていても、「自律」で動いているか「他律」で動かされているかによって、エネルギーの収支はまったく違う結果になります。
「やらされる」と「やる」の違い
たとえば、次のような対比を考えてみてください。
| 他律(やらされる) | 自律(やる) |
|---|---|
| 満員電車に乗らされる → 疲弊する | フェスに自ら飛び込む → 充実する |
| 朝練で走らされる → きつい | 朝、自分の意思で走る → 気持ちいい |
| やらされる仕事 → ストレスになる | 好きでやっている仕事 → 楽しい |
| 付き合いで飲み会に参加する → 疲れる | 好きで飲みに行く → ストレス発散になる |
面白いのは、行動そのものはまったく同じでも、「自分で選んだかどうか」だけでエネルギーの結果が正反対になるという点です。走ること自体は同じでも、やらされていると感じれば消耗になり、自分で選んだと感じれば充実になります。
起業においても、この視点はとても重要です。「稼がなければいけないから」という他律的な動機で行動していると、たとえ売上が伸びても、心はすり減っていきます。一方で、「自分がやりたいからやっている」という自律的な感覚で動けていれば、同じ忙しさの中でも、エネルギーはむしろ満ちていきます。
つまり、③④⑤のエネルギーを整えるときは、「誰かにやらされているか」「自分で選んでやっているか」を、常に自分自身に問いかけてみることが大切です。この一点を意識するだけで、内向きに溜まっていたエネルギーが、外向きの良い巡りへと変わっていきます。
迷いが多いなら「GOAL型」、迷いがないなら「今型」で進めばいい

最後に、行動の指針となる2つの思考パターンをご紹介します。それが、「GOAL型」と「今型」という2つの使い分けです。どちらが正しいというものではなく、自分が今どんな状態にあるかによって、使い分けるものだと捉えてください。
GOAL型が向いているとき
選択肢が多すぎて、何から手をつけていいか分からず、迷いが多い——そんなときに向いているのが、GOAL型の思考です。「これをやる」「それ以外はやらない」と、あえて選択肢を絞ることで、迷いそのものを減らしていく考え方です。目標を一つに定めることで、余計な迷いに使っていたエネルギーを、行動そのものに使えるようになります。
今型が向いているとき
一方で、すでに迷いがなく、今やるべきことがはっきりしているときは、今型の考え方が向いています。これは、遠くの目標を追いかけるのではなく、今この瞬間の状態を良くすることに集中する考え方です。目の前のことを丁寧に整えていくことで、まるで凪(なぎ)のような穏やかな状態で、エネルギーが満ちていきます。
| GOAL型 | 今型 |
|---|---|
| 迷いが多く、選択肢が多すぎるときに有効 | 迷いがなく、今に集中できるときに有効 |
| 「これ以外はやらない」と決めて迷いを減らす | 今の状態を良くすることに集中する |
| 選択肢を絞ることで、次の行動に移りやすくなる | 良い状態が続くことで、自然と物事が巡ってくる |
大切なのは、人生の状態に応じて、この2つを行き来していいということです。迷っているときはGOAL型で選択肢を絞り、迷いがなくなったら今型に切り替えて、目の前のことに集中する。この行き来こそが、無理なくエネルギーを整え続けるコツです。
まとめ

ここまで、「幸せになるための順番」というテーマを、池場式の視点からお伝えしてきました。多くの人が、①金銭的エネルギーを最初に追いかけようとしますが、本当に大切なのは、③身体的・④精神的・⑤情報的エネルギーという土台を先に整えることです。
体を整え、感謝や情熱を外に向け、経験や知識、人とのつながりを積み重ねていく。その結果として、①お金は自然とついてきます。そしてその過程では、「やらされているか、自分で選んでいるか」という自律の視点や、状況に応じてGOAL型と今型を行き来する柔軟さも、大きな助けになるはずです。
幸せは、感覚として「なんとなく感じるかどうか」ではなく、自分の手で整えられる構造です。今日からできる小さな一歩、たとえば朝に軽く体を動かすこと、誰かに先に感謝を伝えること、そんなところから、あなたのエネルギー収支は少しずつ変わり始めます。
もし、この5つのエネルギーの全体像や、自分のエネルギー収支が今どんな状態にあるのかをもっと詳しく知りたいと感じたら——その全体像と実践アクションを「池場式 幸せの定義」として無料配布しています。LINE登録で受け取ることができますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
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